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【ユーノス・ロードスター】施工事例

◆車種
・ユーノス・ロードスター
・初年度登録　1996年

◆施工内容
・ボディコーティング／リボルトプロ・エクストリーム
・ホイールコーティング／リボルトプロ・エクストリーム
・窓ガラス撥水加工

この車が世界に与えたインパクトは半端なものではありませんでした。ロードスターの爆発的人気が起爆剤となり、消えかかっていたライトウェイトスポーツというジャンルが見事に復活したのです。私もロードスターを一度は運転してみたいと憧れたものです。リトラクタブルライトが開く度に心躍り、街中で見かけるロードスターの颯爽と走り去る後姿にうっとりとしたものです。国産オープンスポーツに留まらず、Z3（今ならZ4）もSLKも、ボクスターでさえもこの車がなかったら今頃は存在しない名車たちだったのです。でも、私は今でも自分で買うなら何がいいかと聞かれたら、ロードスターと答えると思います。そして、この車は「世界で最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」として、ギネスブックの認定も受けたそうです。もう街中で見かける機会も減ってきてしまいましたが、まだまだ現役で頑張って欲しいです。

今回ご依頼いただいたこちらのお車は、程度の良い中古車を購入されたのちにご入庫いただきました。年式を考えれば確かに外装は比較的奇麗と言える状態でしたが、やはり20年以上も前の車ですから、本来の美しい艶、輝きは……と言った感じでした。これをどこまで美しく蘇らせるか、しかもただ奇麗にするだけではなく、塗装の膜厚もしっかりと残して今後長く維持できるようにバランスを見て作業を進めなければなりません。

ということで、下地処理から作業を始めます。塗装面への負荷を極力抑え、なおかつ効果を最大限に狙った【Revolt Adjust System】という技法で磨き、ボディのダメージを少しずつ払拭していきます。

かなりの経年車であるため慎重に作業を進めました。ボディ全体が磨きあがると、輝きが増して艶々なボディに仕上がりました。

下地処理後にはコーティング剤を塗布します。当グループ最高級の【リボルトプロ・エクストリーム】はその膜厚から、更なる濡れたような美しい艶を引き出してくれます。それに加え、耐スリ傷、撥水性能、汚れ軽減に優れていて、車を奇麗に維持する大きな助けになります。触り心地もすべすべで車に乗るとき、ドアを触るたびに楽しくなってしまいます！

コーティングは塗装部の他、樹脂部分やヘッドライト、テールレンズも施工いたします。リトラクタブルライトももちろん開いた状態にしてコーティングをかけます。未塗装樹脂部分は中古車ですと汚れの付着や素材の劣化により白濁化してきますが、コーティング塗布により、黒々と美しく復活します。

コーティング後は、当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用して正しいセオリー通りの洗車メンテナンスを定期的にして頂くことで、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。

この度はご用命頂きまして、誠にありがとうございました。

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