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ルノー・カングー

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商用車、というとどんなイメージがあるでしょうか? 実用化第一、装備は最低限、走ればよいとは言い過ぎかもしれませんが、コスト最優先でそんなイメージが私にはありました。しかし、フランスと言うお国事情は少し違うようで、かの国は伝統的に労働者の権利が強く、その分商用車というものは仕事をするプロの為の車という考え方があるのだそうです。なるほど!と思ってしまいました。もちろん豪華な内装はなくコストを重視している側面も見受けられますが、安心安全の走行性能、人間工学に基づいた疲れにくいシート設計などはむしろ通常の乗用車よりも優れているのかもしれません。そして、このカングーです。私にはオシャレなフランスの花屋さんの車というイメージがしみ込んでいて、あの(行ったことはありませんが(笑))オシャレな街並みに溶け込んだカングーの姿が頭の中で再現されます。

今回お預かりしたこちらのお車のカラーは「ソリッドのオレンジ」です。最近のソリッドカラーは大抵クリアを吹いていますが、こちらの車はクリアを吹いていませんでした。(磨くとバフが真オレンジに染まっていきます)ソリッドカラーは塗装の仕上がりがシビアに表面に現れます。塗装状態で言うと、表面に霞がかかったような感じで、艶ははっきりしていませんでした。しかも、ソリッドカラーの磨きは結構シビアな技術が要求されます。

久々に腕が鳴りました(笑)毎度のように下地処理について記載していますが、メーカー毎、カラー毎、なんなら車の個体毎に癖や特徴があったりして、毎回その状態に合わせて磨いています。Revolt Adjust System という名前の通り、車ごと Adjust して磨いています。

という事で、この車に適した下地処理を進めます。ソリッドカラーはダメージが目立ちやすいので、結構散見された小傷を均し、そして塗装面を整えることによって霞がかったような表面がすっきりして、パキっとした艶に生まれ変わりました。今回はこの変化が結構劇的でしたよ!

そして、下地処理後に行うのがコーティングです。コーティングは艶、輝きをさらに一段増し、加えて保護力、防汚力もアップします。コーティング剤は当グループオリジナルの低分子・完全硬化型100%ガラス濃度のコーティング剤となっており、硬化時間の短縮、濡れたような艶、防汚効果に優れています。またトップコートには紫外線軽減(UVカット)機能が加わり紫外線からもボディを守ります。

こちらの車は前後バンパーやサイドに未塗装樹脂パーツが多用されており、そのような箇所はコーティングによりしっとり黒く美しく、そして保護力も増し、この部分のコーティングも標準で施工範囲に含まれております。

コーティング後は、当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用して正しいセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。

この度はご用命頂きまして、誠にありがとうございました。

施工時期:
2019年
施工内容:
リボルト・プロ車 ガラスコーティング無塗装部パーツコーティングホイールコーティング