スタッフによるコーティングのうんちく

リボルト川崎店の施工スタッフが下地処理(磨き)、コーティング、洗車など、
気になったことを気まぐれに綴っていきます。→ 永久保存版です(笑)

新車の塗装のボケって?

ステップワゴンの入庫です。低床タイプになることで、若干小さく見えますが、室内は以前とさほど変わらず、ホンダのクリエイティブな感性がビッシリ詰まっているお車です。2年程くらい前のホンダ車の塗装表面クオリティはあまり評判はよくありませんでしたが、現在の塗装表面のクオリティはかなり上がってきています。これははっきりと違いが分かります。

納車間もないお車でしたが、新車特有の塗装ボケがこのお車でもありました。よく、お客様からのお問い合わせで、「新車でも磨くのですか?」と聞かれることがあります。確かに、新車ですから塗装の状態は良いはずです。良いはずなのですが・・・・・・

お車が工場ラインから直接お客様の元にまっすぐに届けられれば、いいのですが、そうもいきません。輸送され、ディーラーのモータープールに置かれ、雨ざらし、風さらし、はたまた黄砂まみれになることが多々あります。汚れると洗車されます。洗車をする人によっては、汚いクロスを使いまわしている人もいることでしょう。そういう人が洗車すると、簡単に洗車傷だらけです。洗車を数回すると、それはもう、酷いボディ状態になります。そうなると新車として売り物になりにくくなりますので、ディーラで磨きを行います。その磨く人の技術が悪いと、今度は磨き傷、磨きムラの嵐です。

その磨き傷、磨きムラを消すために、今度はワックスを塗りたくります。ワックスを塗ることで、磨き傷やムラは一時的に見えなくなります。埋めちゃっているんですね。そういう状態で、お客様の元に届くのです。全部が全部そういうことではありませんが、うちに来られた新車のお客様のお車の割合から、75%くらいが、上記に当てはまる状態です。

ですので、新車でも磨くことで、納車時以上のクオリティのお車に大変身しちゃうんです。これ本当です。もちろん新車の塗装ですから、いたずらに磨くことは絶対にしません。塗装の膜厚をちゃんと考えながら、磨いていますので、ご安心下さいませ。

それと、新車時の塗装ってのは、どのお車もボケています。これは以前から私が、この施工ギャラリーのコメントで言っていることです。ただ、実際にどんな風にボケているのかというのをお客様に聞かれましたので、これが良い機会ですから、写真を撮りました。下記画像をご覧下さい。

磨く前の塗装です。照明の輪郭がボケているのが分かりますね。
新車の塗装のボケ1


磨いた後の塗装です。上記画像よりも照明の輪郭がクッキリしています。
磨くことで、ボディ全体に透明感が増し、クッキリ・ハッキリとなり、艶と輝きも増します。
新車の塗装のボケ2


磨く前と後の写真では、照明の輪郭がボケているのとクッキリしているので、明らかに違いが分かって頂けると思います。
間違いがないように、予め言っておきますが、決してレンズのピンボケではありません(笑) 

この塗装のボケが全体にありますので、新車といえども、なんか、くすんでいるように見えてしまいます。でも、磨くことで、このくすみが一掃され、透明感が増し、クッキリ・ハッキリとしたボディに大変身するのです。

このステップワゴンも磨くことで、大変身いたしました。

下地処理後は完全ガラス被膜+ガラス繊維素による2層コーティング。もちろん、艶・輝きが増すだけでなく、2層コーティングがボディをしっかりと保護いたします。

今後は洗車の基本をしっかりと抑えていただければ、いつまでもこの艶、輝きを堪能していただけると思います。この度はご用命ありがとうございました。


新車の塗装のボケ3

新車の塗装のボケ4

新車の塗装のボケ5

新車の塗装のボケ6

新車の塗装のボケ7

新車の塗装のボケ8